大人の方はともかくとして、お子様の耳掃除についてはあまりお勧めできません。 その上で、どうしてもお子様の耳掃除をされたい場合は・・・
綿棒を耳の奥まで入れないで下さい。また、耳が荒れてしまうため、1ヶ月に2~3回で充分です(大人の方も同様です)。
それでも気になる方は、耳鼻科の受診をお勧め致します。
耳垢の除去は立派な医療行為ですので、遠慮なく受診してください。
また、ご家庭で無理に耳垢をとることによって耳を傷つけてしまうことを避けるためにも、特にお子様やご高齢の方など耳垢が詰まりやすい方は、耳鼻科で耳掃除をされることをお勧め致します。
耳が聞こえづらくなる原因は様々で、耳垢が原因の単純なものから、痛みのない滲出性中耳炎という病気や、聴力が急激に悪くなる突発性難聴などがあります。
一般的に滲出性中耳炎はお子様の病気ですが、大人の方の場合、上咽頭という鼻の奥に腫瘍ができていることもあり注意が必要です。また、突発性難聴は症状が出てから可能な限り早期治療が重要です。
いずれにしても、耳が聞こえづらいという症状を感じた際は、安易にご自身で判断することなく、まずは早急に耳鼻科を受診されることをお勧め致します。
この場合、急性中耳炎や滲出性中耳炎や外耳道の異物や外耳炎などが疑われます。
また、おたふく風邪の後は特に注意が必要です。
3歳以下のお子様の場合、難聴を放置してしまうと言葉や心の発育にも影響が出ることもありますので、なるべく早く耳鼻科を受診して下さい。
耳鳴りは難聴を伴う耳鳴りと、伴わない耳鳴りに分けられます。
耳鳴りの多くは、耳鳴りの大きさとは別に聴力自体はほとんど正常ですが、一方難聴を伴う場合は突発性難聴やメニエール病のことがあります。また、高血圧や聴神経腫瘍・脳動脈瘤などが原因となっている場合もありますので、まずは早急に耳鼻科を受診されることをお勧め致します。
難聴の種類・原因にもよりますので一概には言えませんが、滲出性中耳炎が原因であるものや、耳管狭窄症などが原因の難聴であれば治すことができますので、まずは耳鼻科を受診して下さい。
また、加齢によるものであれば治療が難しい場合もありますが、補聴器が有効な場合もあります。当院院長は「補聴器適合判定医」ですので、どうぞお気軽にご相談下さい。
それだけで中耳炎なることは殆どありませんが、その水を取ろうとして、無理に耳を触って外耳炎になる可能性があります。
耳に入った水は、むやみに触らずに蒸発するのを待つ(耳は濡れても乾燥するような構造になっています)か、それでも気になる場合は、耳鼻科を受診するようにして下さい。
中耳炎には代表的なものとして、急性中耳炎と滲出性中耳炎があり、どちらも鼻と耳をつないでいる管(耳管)が関係しています。
いずれも基本的にはお子様に多い病気ですが、大人の方で滲出性中耳炎を繰り返す場合には、鼻の奥に腫瘍ができている場合もありますので、耳鼻科を受診されて正確な検査を受けることが重要です。
鼻水が長く続く場合、まずは、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、慢性鼻炎などが考えられます。
また、耳に炎症が広がり中耳炎の引き金になることや、鼻水が喉の奥にたまることで咳の原因になりますので、早めに耳鼻科を受診され、鼻の状態をチェックすることが重要です。
つい鼻をすすってしまうことが多いと思いますが、鼓膜に悪い影響が出ることもありますので止めましょう。
鼻は優しく、片方ずつかむようにして下さい。
濁った鼻水が続く場合は、副鼻腔炎(ちくのう症)が疑われます。
副鼻腔炎の治療は、急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎ともに、鼻水をきれいにする処置やネブライザー治療、内服薬・点鼻薬の処方など、症状により複数の選択肢がありますので、まずは耳鼻科を受診することが重要です。
また、それでも治らない場合には、内視鏡による手術を行う場合もありますので、気になる症状が続いている方は、日本耳鼻咽喉科学会認定専門医である当院院長にご相談頂くことをお勧め致します。
アレルギーの検査としては、皮膚の反応検査や鼻粘膜反応検査などがありますが、当院では1回の血液検査で39種類のアレルギー検査を一度に行える「View39」という検査が可能です。
近年、スギ花粉症は言うに及ばず、ブタクサやヨモギによる夏から秋にかけての花粉症や、エビや卵などによる食餌系アレルギーも増加傾向にあります。また、原因のはっきりしない「不定愁訴」と言われる症状の一部にもアレルギーが関与していることが多く、石鹸が原因で小麦アレルギーになるような、一昔前では考えられなかったようなことも起きていますので、一度はきちんとアレルギー検査を受けられることがお勧めです。
また、小さなお子様(原則6歳以上から実施)でも、妊婦の方でも、病気で治療中の方でも全く問題なく、指先からごくわずかな採血をするだけで、たった20分でその日のうちに8つのアレルゲンを同時に測定できる検査も可能ですので、どうぞお気軽にご相談下さい。
ネブライザー治療は、鼻や喉の粘膜の炎症を速やかに鎮めます。
ステロイドを含んだ薬液を直接噴霧するため、少量のお薬で最大限の効果が発揮され、アレルギー症状の鎮静化にも効果が期待できます。
鼻血の原因は、鼻の中の血管が何らかの理由で傷つき出血することが一般的で、その際は正しい止血を行えば、通常数分程度で止血が可能です。
尚、お子様の場合は、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻風邪などのかゆみのために鼻をよくさわって粘膜を傷つけて出血していることがありますので、鼻血を繰り返す場合は耳鼻科を受診して専門医の判断を仰ぐようにして下さい。
お子様の口呼吸は、精神(情操)、骨格(顎の骨)、身体の発育向上に関連があり、その改善は非常に重要です。
鼻呼吸ができる(口呼吸が改善される)ようになると、集中力の向上(脳活動の活性化)、身長が伸びる・姿勢が良くなる、精神の安定(いらいらしなくなる)、風邪をひきにくくなるなどに効果が見込まれますので、いつか治るだろうと放置することなく、早めに耳鼻科を受診され、積極的に治療していくことをお勧め致します。
重症のちくのう症や、大きな鼻茸を伴う場合には手術が必要になることもありますが、最近はあまり重症例は少なく、大部分の症例では抗生物質の内服や、外来での処置・ネブライザー治療などで治癒することも多くなってきています。
喉の違和感は、咽喉頭異常感症といい、喉の炎症による場合・ポリープや腫瘍がある場合、また、精神的要因など、その原因は多岐にわたりますので、まずは喉の専門家である耳鼻科を受診されることをお勧め致します。
また昨今では、胃酸が食道に逆流することで喉に違和感を生じる逆流性食道炎が原因となっているケースもみられますので、その際は食道・胃カメラの実施可能な医療機関との連携も重要になります。
まず、昔からよく言われている「ごはんを飲み込み」ということはしないで下さい。ごはんを飲み込むとことでさらに骨が深く刺さる危険性があります。
魚の骨は、うがいなどである程度取る事もできますので、まずは試してみましょう。しかし、それでも取れない場合や、つばをのみこんだ時に痛みを感じるような場合には、耳鼻科を受診して適切な治療を受けるようにして下さい。
声が枯れる原因としては、風邪などで声帯が炎症をおこす声帯炎が一般的です。
しかし、風邪でもないのに症状が長く続く場合には、声帯ポリープや喉頭がんが疑われることもありますので、耳鼻科を受診し、内視鏡検査で正確な診断を受けることが重要です。特に、ヘビースモーカーの男性は喉頭がんになりやすい傾向がありますので、お早目の受診をお勧め致します。
扁桃腺の表面には、扁桃腺陰窩というクレーターのようなでこぼこした凹みがあり、ここに細菌が感染したり、食かすが溜まることで発生する白っぽい物質を膿栓(のうせん)といいます。
膿栓は放置しておいて特に問題はありませんが、一度耳鼻科でご相談下さい。
どうしても気になる場合や、あるいは痛みがあるようであれば、何らかの炎症などの病気を起こしている可能性もありますので、まずは耳鼻科を受診してご相談下さい。
尚、痛みがない場合については、除去を行ってもまた再度産出されることが多いようですので、やはり一度耳鼻科を受診した上で、専門医の判断を仰ぐことが重要です。
以前は、大きいだけで摘出して時代もありましたが、現在ではその必要はありません。
繰り返し扁桃炎を起こす場合や、いびきが大きく呼吸停止の恐れがある場合、リウマチ熱や扁桃腫瘍など、あくまで特殊な病気で扁桃腺を取り除いた方が改善が見込まれる場合に限り、扁桃腺の摘出を検討することになります。
高熱の原因が明らかに扁桃腺であれば、喉の痛みや嚥下(飲み込み)が困難になることにも繋がりますので、手術の適応になることもあります。詳細は一度耳鼻科を受診し、医師にご相談下さい。
しかし、高熱の原因はここでは挙げきれないほど多岐にわたりますので、ご自身で安易な判断をすることなく、まずはお近くの耳鼻科を受診してその原因を探ることが重要です。
鼻から喉にかけての狭窄が原因で起こっているいびきについては、手術によって軽減させられる場合があります。
また、鼻中隔湾曲症や肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻茸などに対しては、その病気に応じた手術を行うことで鼻閉を無くし、いびきを軽減できる場合もありますし、扁桃肥大、アデノイド増殖症については、扁桃摘出、アデノイド切除を行うことでいびきを軽減することが可能です。
しかし、いびきの原因が鼻から喉にかけての狭窄ではない場合には、手術で改善させることはできません。
つまり、いびきの原因となる部位をしっかりと診断することがたいへん重要ですので、まずは耳鼻科を受診されることをお勧め致します。
一般的な風邪症状であれば、内科と耳鼻科のどちらでも対応可能です。
しかし、風邪の菌は鼻や口(喉)から進入してくるのですが、それらを専門として診ているのは耳鼻科ですので、患部を直接診て適切な診断を行えるという点で、耳鼻科には一日の長があると言えます。
また、ネブライザー治療など、鼻や喉に対して耳鼻科特有の直接的な処置・治療ができることが、症状の緩和にたいへん有効です。
もちろん大丈夫です。
当院では、最新型のインフルエンザ迅速検査キット(富士フィルムIMMUNO AG1)を導入しておりますので、ウイルス量が少ない発症初期でも検出が可能となりました(100%ではありませんが)。
その上で、インフルエンザである場合はそれに応じた薬を処方を致します。また、インフルエンザの予防接種も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
はい、可能です。
しかし、日々お忙しいお勤めの方やお子様の診療など、待ち時間を少しでも短縮するため、予約システムのご利用をお勧めしています。当院では、パソコンのインターネット・携帯電話を利用して、初めての方も簡単に診察の順番を予約でき、混雑状況の確認も可能ですので、ぜひご利用下さい。
はい、可能です。
しかし、順番予約は皆様に少しでも短い待ち時間で受診して頂くためのシステムですので、原則は順番に遅れないようにおいで下さい。また、予約番号が過ぎてしまった患者様は、15番後のご案内となりますので、ご了承下さい。
また、土曜日10:30以降は大変混み合います。予約システムで診察の混み具合をこまめにご確認頂き、順番に遅れないようご来院下さい。
お薬は、その時の病状に合わせて必要な薬を必要なだけ処方することが重要ですので、必要以上の処方はお断りさせて頂く場合があります。
また、未来の病気に対しては診断が出来ませんので、処方は不可能です。安全にお薬を使用して頂くことが健康への近道であることは間違いありませんので、ご理解のほどを宜しくお願い致します。
尚、花粉症などのアレルギー性鼻炎に対する抗アレルギー薬などに関しましては、比較的長めに処方しております。どうぞお気軽にご相談下さい。
流山市 南流山駅より徒歩1分の耳鼻科
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耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科
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土曜 9:30 - 12:30
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