鼻中隔彎曲症

鼻中隔彎曲症とは

まず鼻中隔とは鼻の左右を隔てている壁のことです。軟骨と骨でできており、粘膜で覆われています。
鼻中隔は成長とともに彎曲していくことが多いです。

成人では鼻中隔は曲がっていることが通常であり、逆に真っ直ぐの方の方が稀といえます。(日本人の8割の人が左右どちらかに曲がっていると言われています。)鼻中隔は曲がっていても不具合がなければ特に問題はありません。しかし鼻づまりや頭重感などの症状が出た場合は鼻中隔彎曲症と診断されます。

◎ どんな特徴があるの?

鼻中隔彎曲症では左右どちらかの鼻がつまっていることが多く、そのためどちらかが鼻腔が狭くなるので、鼻呼吸による刺激に過敏になり、鼻血が出やすくなります。

また、アレルギー性鼻炎を併発していると、副鼻腔炎(ちくのう症)になりやすかったり、いびき・無呼吸、口呼吸の原因となることがあります。

原因は何なの?

鼻中隔は子供の頃は、ほぼ真っ直ぐです。

成長して鼻が高くなっていく過程で、鼻中隔の軟骨が急激に大きくなっていくのに対して、頭蓋骨や顔面骨はそれほど大きくなりません。そのため、骨と軟骨部分の接合部に変形をきたして彎曲します。

症状はどんなもの?

鼻中隔彎曲症と診断された場合、次のような症状を呈します。


◎ 鼻中隔彎曲症と診断された場合、次のような症状を呈します。

  • 鼻閉
  • 頭重感
  • 集中力の低下
  • 注意力の散漫
  • いびき
  • 嗅覚障害

など


どうやって治すの?


鼻中隔彎曲症の治療は鼻中隔矯正術と呼ばれる手術が根治療法となります。

しかしまずは状態をしっかり把握して曲がり方が軽度であれば、対症療法でもずいぶん
改善される患者様も多くいらっしゃいます。
手術が必要な場合は連携する総合病院をご紹介させていただきます。

クリニック概要

流山市 南流山駅より徒歩1分の耳鼻科

南流山ファミリー耳鼻咽喉科

住所

〒270-0163 千葉県流山市南流山2-4-3

電話番号

04-7150-8733

最寄駅

南流山駅より徒歩1分 (マルヤ南流山店向い)

診療内容

耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、アレルギー科

診療時間表
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土曜 9:30 - 12:30 
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